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Vol.07

使いやすいさは? キッチンレイアウトの種類と特徴

2017.7.13

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使いやすいさは? キッチンレイアウトの種類と特徴

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使いやすいさは? キッチンレイアウトの種類と特徴

主婦など調理をする人にとって、家の中でも過ごす時間が長いのがキッチンです。
調理は日々のことなので、できるだけ快適で使いやすいキッチンにしたいと考える方も多いでしょう。
キッチンの使い勝手は、キッチンカウンターのレイアウトによっても変わってきます。
キッチンレイアウトにはどのような種類があるのでしょうか。

 

主なレイアウトの種類と特徴についてお伝えします。

I型キッチン

シンクとコンロ、調理台を横1列に並べるレイアウトです。
I型キッチンは幅が広くなると調理時の動線が長くなりがちなので、コンパクトなキッチンに向いているスタイルだと言えます。
逆に、間口の広いキッチンにI型レイアウトを取り入れると作業効率が低くなるため注意が必要です。

また、複数人でキッチンを使う機会が多い場合にも不向きです。
一般的なレイアウトなので色や種類が豊富にあり、好みのものを選びやすいというメリットもあるでしょう。

 

II型キッチン(セパレート型キッチン)

シンクとコンロを分けて並行に配置するレイアウトをII型キッチン、もしくはセパレート型キッチンと呼びます。
作業動線が短いことや、カウンタートップを広く使えることから、効率よく調理作業をおこないやすいのが魅力です。

 

ただし、調理する人が立つスペースを挟んで2列を配置するため、ある程度の面積がないと難しいレイアウトです。

L型キッチン

シンクとコンロが直角になるようL字型に配置されたレイアウトです。
このレイアウトも作業動線の短さやカウンタートップ面の広さが魅力です。
また、部屋の角を効率良く使用できるレイアウトであるとも言えます。

 

ただし、コーナー部分がデッドスペースになりやすいという側面も。
基本的に壁付けでキッチンを設置することが多いため、調理しながら家族とのコミュニケーションを取るのはやや難しくなります。

アイランド型キッチン

キッチンカウンターを部屋の真ん中に島のように独立させたレイアウト。
開放感があっておしゃれな雰囲気になることから近年人気のスタイルです。
調理台を囲んで大勢で作業をすることができるため、家族で料理を楽しみたいご家庭などに良いでしょう。
ただし、設置するためにはかなり広い面積が必要になります。

 

また、調理時の煙やニオイなどがダイニングやリビングに流れやすいことや、キッチンの雑然とした様子が丸見えになりやすいことなどに注意が必要です。

ペニンシュラ型キッチン

ペニンシュラとは「半島」のこと。I型キッチンの片側が壁に接しているタイプのレイアウトで、対面式キッチンに多く用いられます。
配膳や片づけがしやすいことや、調理中や洗い物作業中に家族とのコミュニケーションが取りやすいことなどが人気の理由です。

 

一方、このタイプも調理時の煙やニオイの流出、来客にもキッチンカウンターが丸見えになりやすいことなどがデメリットであると言えるでしょう。

 

主なキッチンレイアウトの種類と特徴をご紹介しました。
キッチンの広さや、どのように利用したいかによって使いやすいレイアウトは変わってきます。
キッチンリフォームのプランを立てる際には、どのレイアウトが最適なのかを十分にご検討なさることをおすすめします。