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Vol.61

安全性にこだわりたい! 階段のリフォームでチェックすべきポイント

2019.4.20

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安全性にこだわりたい! 階段のリフォームでチェックすべきポイント

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安全性にこだわりたい! 階段のリフォームでチェックすべきポイント

階段というのは、家庭の中でも転倒事故の危険性が最も高い場所といえます。
そのため、「安全で快適な階段になるようリフォームしたい」と考えている方も少なくないと思います。
階段のリフォームをするときには具体的にどういったポイントに気をつけるべきなのでしょうか?
今回は、階段のリフォームプランを立てるにあたって知っておきたい基本的な知識や費用相場について解説いたします。

 

階段の最適な広さや幅には規定がある

 

住宅の階段のサイズには建築基準法による規定があるため、どんな大きさや幅でもOKというわけではありません。
建築基準法では階段の横幅が75cm以上、1段の高さが23cm以下、足を乗せる部分の奥行きが15cm以上になるよう定められています。
一般的には段の高さは18~20cm、踏む部分の奥行きが20cm~22cmであれば快適に使えるといわれます。
日々安全に階段を使用するためにも、傾斜や幅のバランスにこだわってリフォームをすることが大切です。

 

階段リフォームのデザイン例はさまざま

 

階段には、まっすぐな直階段だけでなく、登っている途中でL字型に折れ曲がる「かね折れ階段」「折り返し階段」というものもあります。
こういったタイプの階段は踊り場を作る必要がありますが、階段下に広い収納スペースを確保できるというメリットもあります。
省スペース化を図るために螺旋階段を取り入れるのも1つの方法です。螺旋階段はとてもおしゃれですが、リフォーム費用が高くなる傾向にあるので気をつけましょう。
踏み板のみを配置し、ステップの間に隙間を作るスケルトン階段(オープン階段)のリフォームも人気です。
スケルトン階段は明るく開放的で、風通しが良いといったたくさんのメリットがあります。

 

階段リフォームに最適な床材とは

 

階段のリフォームに滑りやすい素材を使うと、重大な事故につながる可能性も考えられます。
階段に使用する床材は、滑りにくいものを選びましょう。
階段の床材にはフローリングやカーペット、人造大理石やコルクなどがよく使われます。
古い階段ならば架け替えの大掛かりなリフォームが必要ですが、老朽化の進んでいない階段ならば床材の交換や重ね張りのみのリフォームでもよいでしょう。

 

階段リフォームの相場をチェック!

 

階段をまるごと新しいものに替えるリフォームならば、費用相場は60万~100万円になります。
住宅内で階段の位置を替えるのならば住まいの間取りも大幅に変わるため、150万~300万円程度のリフォーム費用がかかります。
既存の階段に床材を貼ったり手すりをつけたりするだけのリフォームは、工事内容にもよりますが5万~30万円ほどでできることがほとんどです。

階段リフォームの相場をチェック!

住宅の重要な生活動線である階段には、高い安全性や使いやすさが求められます。
安全で昇り降りしやすい階段にリフォームすれば、日々の生活がより快適になることでしょう。
階段リフォームをするときには、リフォーム経験が豊富な施工業者にじっくりと相談するのがおすすめですよ。