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屋根リフォームの3つの工法、メリットとデメリットは?

屋根リフォームの3つの工法、メリットとデメリットは?

屋根は住まいを風雨などから守る大切な役割を持っています。
もしも屋根が劣化して雨漏りなどが起これば、柱や梁など家の構造部分がダメージを受け、家の寿命を縮めることにもなりかねません。
早めの改修やリフォームを行うのが大切なのです。
屋根リフォームには、「塗装」「カバー工法(重ね葺き)」「葺き替え」の3つの工法があります。
それぞれどのような工法なのかと、メリットデメリットをご紹介します。

屋根リフォームの工法1:塗装

塗装は、屋根の破損や下地の劣化が少ない場合の屋根リフォーム方法。文字通り、屋根の塗装を改めて塗りなおすことを言います。
塗装しなおすことで家の美観が増すのはもちろんのこと、屋根の防水性が高まり、家の寿命を長くすることにつながります。

スレート屋根の塗装はある程度の期間ではがれてくるため、塗装はリフォームというよりは定期的なメンテナンスに近いと言えます。

塗装のメリットは、ほかの屋根リフォームと比べて費用を安価に抑えられることです。また、工期も短く済ませることができます。
ただし塗装は定期的に行う必要があるため、何度も繰り返せば合計の費用や工期がほかの工法と同程度になったり上回ったりするケースもあるでしょう。

屋根リフォームの工法2:カバー工法(重ね葺き)

カバー工法は、今ある屋根の上に新しい屋根材をかぶせて取り付けるリフォーム方法です。
既存の屋根が瓦屋根の場合や、屋根下地が傷んでいる場合は、カバー工法でリフォームすることができません。

カバー工法のメリットは、比較的コストや工期を抑えられることです。
新たな屋根材の費用はかかりますが、既存の屋根材を生かすため撤去費用がかかりません。
費用や工期は、葺き替えと比べて抑えることができます。

2004年以前のスレート屋根にはアスベストが含まれているものが多いですが、カバー工法なら撤去作業がないため、飛散の心配もありません。

ただし、カバー工法でリフォームすると、リフォーム前より屋根の重量が増すことになるため、耐震性が下がるというリスクがあります。

屋根リフォームの工法3:葺き替え

屋根リフォームの工法3:葺き替え

葺き替えは、今ある屋根を撤去して、新しい屋根に取り替えるリフォーム方法です。
屋根材だけでなく下地も新たに取り替えるため、文字通り屋根を一新するリフォームだと言えるでしょう。

葺き替えのメリットは、新しい屋根に取り替えることで屋根自体の性能を全般的に高められることです。
もちろん、美観も増すことになります。
また、瓦屋根など重量ある屋根の場合は、軽い屋根材に葺き替えることで住まいの耐震性を高めることもできるのです。

デメリットとしては、屋根リフォームの工法の中では最も費用がかかることが挙げられます。
工期も最も長くかかり、その間、雨対策も必要になります。

塗装、カバー工法、重ね葺きという、屋根リフォームの3つの工法をご紹介しました。
今ある屋根がどのような屋根材なのかや、屋根の傷み具合などによってどの工法を選ぶべきかは変わってきます。
まずはリフォーム業者に現在の屋根の状態を見てもらったうえで、費用面なども考慮して最適な工法を相談して決めることをおすすめします。


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