毎日必ずといっていいほど利用し、お客さんに与える家のイメージをも左右する「玄関」。
リフォームで見栄えのいいものにしたいですよね。
玄関は狭いながらも、さまざまなリフォームの方法があります。
リフォームのやり方次第で良い玄関になることもあれば、反対の結果になってしまうことも。
ここではそんな玄関をリフォームする際のポイントをご紹介していきます。
玄関のリフォームは目的設定が大事
玄関はさまざまなリフォームがおこなえるため、まずは自分がどのような玄関にしたいのか、玄関に何を求めるかの目的設定をすることが大事です。
例えば、
・デザインを重視し、お客様からの印象を良くしたい
・防犯性を重視したい
・日々の使い勝手を良くしたい
などそれぞれの目的によって、リフォーム方法は変わってきます。リフォーム前に目的をしっかり練り固めておきたいところです。
デザイン重視のリフォーム
ザインを重視する場合には以下の方法があります。
・ ドアの素材をウッドやステンレスにする
・ ドアを両開きにする
・ ドアにステンドガラスを取り入れる
また、床や壁紙の色を変えたり、床の素材をウッドや大理石したりするという方法もあります。
床や壁紙を白やベージュなどの明るい色に変えるだけでも、広々として清潔感溢れるデザインになります。
ただしデザインを重視し過ぎると、機能性や耐久性が疎かになることもあるので注意です。
防犯性重視のリフォーム
防犯性を重視する場合には以下の方法があります。
・ドアの素材を鋼鉄製など耐久性の高いものにする
・遮光用のガラスのないドアにする
・スライド式から引き戸に変更する
上記のリフォームをおこなうと、その分ドアが重くなり開け閉めが大変になったり、光が遮られたりするデメリットもあります。
その他、オートロックを付ける、防犯カメラを設置する、警報システムを取り入るなどのリフォーム法もありますので参考にしてください。
日々の使い勝手を良くしたい
子供やお年寄りのいる家庭などで、日々の使い勝手(使いやすさ)を重視する場合には以下の方法があります。
・玄関の段差を撤去する
・ドアをスライド式にする
・ドアを自動ドアにする
・床をスベリにくい素材にする
・玄関の構造自体を変え出入りのし易い構造とする
・手すりを付ける
こちらもやり方によっては、その分デザインや防犯性が失われることもあるので、一長一短です。
すべてを最高にするのは難しい
玄関のリフォームにはさまざまな方法がありますが、デザインも最高、防犯性や耐久性も最高、使い勝手も最高と、すべての面が満点になる玄関を作るというのは難しいです。
どこかを重視すれば、その分どこかが疎かになってしまいやすいのも玄関の特徴。
その意味でも、どこを重視するか、何を目的にするかを、よく定めておくのがポイントになります。
以上のとおり、玄関には様々なリフォーム方法があります。
思いのままに進めると、かえって以前の方がよかったという結果にもなりかねませんので、まずはどうリフォームするかの目的をしっかりと定めることが重要です。