COLUMN

Vol.49

リフォームで家にエレベーターを作る! 注意点やメリット・デメリット

2018.12.20

リフォームお役立ち情報

VIVAHOUSE
COLUMN

リフォームで家にエレベーターを作る! 注意点やメリット・デメリット

more

リフォームで家にエレベーターを作る! 注意点やメリット・デメリット

高齢者のいる家庭では階段の昇降も不安の種となるものです。家族が安心して暮らすためには、自宅にエレベーターを設置するリフォームをするという選択肢もあります。
リフォームでホームエレベーターを取りつけるときにはどういった点に注意すればよいのでしょうか?
この記事ではホームエレベーターを作るリフォームのポイントについて紹介します。

ホームエレベーターのメリットとデメリット

バリアフリーのため、家庭にエレベーターを取り入れるリフォームをする方が増えています。
高齢者の生活だけでなく、足の悪い愛犬がいる家庭でもエレベーターは重宝します。
また、布団を干すときや大きな荷物を上げ下ろしするときなどにもエレベーターがあればとても便利ですよね。
ただし、ホームエレベーターは停電時に使えなくなったり、閉じ込められたりするリスクが考えられます。
自動運転対応のできるものや、24時間365日使える緊急通報システムの備わったものを選べば、もしものときにも安心です。

ホームエレベーターの種類とその特徴

ホームエレベーターには油圧式とロープ式のものがあります。油圧式エレベーターの乗り心地はかなり快適ですが、やや音が気になるというデメリットもあります。
ロープ式のエレベーターは油圧式に比べてかすかな揺れを感じやすいという特徴がありますが、音は比較的静かです。

 

どういったタイプのエレベーターを設置すべきか悩んでいる方は、ショールームなどで乗り心地を比較してみてはいかがでしょうか。

1畳のスペースがあればエレベーターが設置できる

近年では、リフォーム用エレベーターの基礎工事も省施工になっており、気軽にホームエレベーターを取り入れられるようになりました。
押入れやクローゼットのスペースをエレベーターにするというリフォームならば、1畳分のスペースがあれば十分に設置が可能です。
過去にエレベーターの設置を検討したものの構造上難しいと判断された方も現在ならば設置できる可能性は高いので、再度リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

ホームエレベーターを設置するときの注意点

個人宅のエレベーター内の床面積は1.1平方メートル以下、定員は3名以下と制限されているので、基準を守って設置しましょう。
また、エレベーターを設置する場合には法令でメンテナンスが義務化されています。
年1回の定期点検だけでなく、定期的に部品の交換が必要になるということも覚えておきましょう。
ホームエレベーターを設置するときには、建物を建てたときやリフォームしたときの確認申請書のほか、構造計算書、建築平面図などの書類を提出した上で現地調査をしなければなりません。
きちんと手順を踏んでおくことが、安全で快適なリフォームにつながるのです。

ホームエレベーターを設置するときの注意点

自宅用のエレベーターに対して贅沢品というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、近年ではホームエレベーターは身近なものとなっています。
足腰に不安がある、より便利に暮らしたい、将来にわたって安全で安心な生活をしたいと考えている方は、ぜひホームエレベーターを作るリフォームを検討してみてくださいね。