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Vol.42

リフォームでフローリング! 無垢と合板どちらがいい?

2018.10.20

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リフォームでフローリング! 無垢と合板どちらがいい?

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リフォームでフローリング! 無垢と合板どちらがいい?

リフォームで床をフローリングにしようと検討中の方も多いと思います。
フローリングには「合板フローリング」と「無垢フローリング」とがあり、それぞれにメリット、デメリットがありますので、どちらが自分たちの生活にとってより良いか見極めてから選ぶようにしましょう。
ここでは、合板フローリングと無垢フローリングのそれぞれのメリット、デメリットをご紹介します。

 

合板フローリングのメリット・デメリット

合板フローリングとは、薄くスライスした複数の木の板を重ね合わせることで1枚の厚みある板にしたものです。
複合フローリングとも呼ばれ、一般的なフローリングは合板フローリングになります。
合板フローリングのメリット、デメリットを見ていきましょう。

 

【合板フローリングのメリット】

 

・季節によって板の収縮がない
複数の薄板を合わせたものですので、気候の変化による板の収縮がありません。

 

・デザインが豊富
表面に加工がしやすいので、より多くのデザインの中から選ぶことができるようになります。

 

・大量生産ができるため価格が低い
合板フローリングは大量生産がしやすく、費用を抑えることができます。

 

・表面コーティングがされている
表面コーティングができるため、耐水性を高く汚れにくいです。

 

次に、合板フローリングのデメリットを見ていきましょう。

 

【合板フローリングのデメリット】

・コーティングがとれると劣化が早い
コーティングされることを前提としたものですので、コーティングがはげてしまうと劣化が早くなります。

 

・耐久性が低い
コーティングはものを落としたり、家具を引きずったりすることではげてしまいます。
耐久性は低いと言えるかもしれません。
また、調湿性も低いため、湿気で表面がべたつきやすいのもデメリットでしょう。

 

・表面の板がはげると目立つ
複数の薄い板を張り合わせているため、表面の板がはげてしまうと、その下の板が目立ちやすく見栄えが悪くなります。

無垢フローリングのメリット・デメリット

無垢フローリングのメリット・デメリット

無垢フローリングは、1本の木をフローリングの形に加工したタイプのものです。
自然素材ならではの風合いが魅力的なフローリングにすることができます。

 

【無垢フローリングのメリット】

 

・木のぬくもりが感じられる
無垢材なので、木そのもののぬくもりや香りを感じることができます。
高級感を出せるのも魅力的です。

 

・調湿機能がある
木に湿気を吸収する性質があるので、湿気が多い季節でも床がベタつくことが少なくなります。

 

・耐久性が高く、傷が目立ちにくい
木をフローリングの形に加工したものなので、表面に傷がついても目立ちにくいです。
また、耐久性も高く、古くなっても味のある雰囲気になり見栄えが衰えにくいのもメリットであると言えます。

 

次に無垢フローリングのデメリットを見ていきましょう。

 

【無垢フローリングのデメリット】

 

・気候によって収縮する
木には収縮作用があり、気候によって板と板の間に隙間ができたり、逆に膨張したりする可能性があります。

・価格が高い
1本の木を使うことになるため、大量生産が難しく、価格が高くなります。

・汚れやすい
コーティングなどをしないため、汚れがつきやすくなります。

合板フローリングにも無垢フローリングにも、それぞれ一長一短があります。
フローリングへのリフォームを検討中の方は、ここで紹介したそれぞれのメリット、デメリットを覚えておき、自分たちのライフスタイルに合ったものを選ぶようにしてくださいね。