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どうリフォームするべき? バリアフリーにすべき場所5つ

どうリフォームするべき? バリアフリーにすべき場所5つ

住宅のバリアフリー化が必要になってきてリフォームを考えているけれど、具体的にどんなことに気を付けたらいいかわからないという方は多いと思います。そこで、バリアフリーリフォームをおこなう場所ごとに注目したいポイントをご紹介しましょう。

1.「玄関」の段差は小さめにするのがポイント

バリアフリーとは障害があったり高齢になったりして、住宅の中の段差やお風呂、トイレなどの「使いにくさ=障壁(バリア)」をなくそうという考え方。玄関におけるバリアフリー化は、なんといっても段差です。
日本の住宅は、玄関で靴を脱ぐことから段差が設けられています。この段差は式台がある場合は11cm以下、上り框なら18cm以下が上がりやすいとされています。また車椅子でも入りやすいよう、出入り口は75~80cm以上あるのがおすすめ。濡れてもすべりにくい床にすることも重要です。

2.「手すり」や「ドアノブ」は持ちやすさだけでなく、設置場所も大切

手すりは使う人の高さに合わせ、しっかりとつかみやすいものを設置します。階段は両側につけるのがベストですが、設置場所が確保できない場合は利き手側につけます。
高齢になると指先に力を入れることが難しくなるので、ドアのノブは手をかけやすい大き目のものがおすすめ。車椅子の場合は、ドアそのものを引き戸に変えると通行しやすくなります。引き戸の場合も取っ手は大きめのものにします。

どうリフォームするべき? バリアフリーにすべき場所5つ

3.「お風呂」の段差だけでなく温度差にも注意

お風呂も段差をなくすこと、つかまる場所として手すりの設置がポイントになります。
また、すべりにくい床材にすること、浴槽の高さは、またぎやすさを考えて30~45cmにすること、腰を掛けて入りやすいよう浴槽は縁が広めなものがおすすめです。
段差だけでなく、温度差にも気を配りましょう。冬場は寒い脱衣所・浴室と、温かいお風呂の温度差で心疾患や脳梗塞が起こりやすくなる「ヒートショック」が増加します。浴室暖房乾燥機を設置して、温度差をなくすことが大切です。

4.「トイレ」のリフォームポイント

トイレも車椅子で利用するなら、出入り口は75~80cmの幅を確保しましょう。ドアは小さな力で開くものにし、手すりをつけます。
便器は洋式で、高さは40~45cmだと車椅子と高さがそろうので、移動がしやすくなります。手すりは両側につけ、床面は水にぬれてもすべりにくいものにします。
また、お風呂同様、冬場は寒くなりやすいので暖房器の設置も検討しましょう。

5.「階段」の勾配を緩やかにするには?

昔ながらの家は階段の勾配が急であることが多いものですが、階段の架け替えは家の構造と関わってくるので、大がかりなリフォーム工事が必要となります。
一般的な階段の勾配は45度ですが、バリアフリーにするなら勾配は25~35度、一段の高さは15~18cm、一段の奥行は26~32cmあたりが適当で、階段の縁には滑り止めを付け、手すりを設置します。
また、落ちる時は一気に下まで落ちてしまうので、落下を途中で食い止めるためには踊り場の設置が有効です。暗いと段差がよく見えず、踏み外しにつながるので、階段の照明は明るめにします。

バリアフリーリフォームにはこのような点に気を付ける必要がありますが、使う人のライフスタイルや、現在の住まいの状態とも関係があります。住まいのバリアフリー化を考えているなら、まずはバリアフリーに詳しい人に相談してみましょう。


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